税の作文が宿題にでたら
税の作文が夏休みの宿題に出たときなど、作文するには難しいテーマですが、消費税・医療・公共施設など幅広いテーマによる作文の例を一つあげてみます。身近なテーマで、税の作文の一部として使いやすいのではないでしょうか?
タイトル: 税金が社会を支える
中学生のぼくにとって一番身近に感じられる税金といえば、スーパーやコンビニやスポーツ店などで買い物の時に支払う消費税です。
消費税は職業や年齢に関係なく買う人が支払わなければなりません。現在は五%の税ですが、今後は少し税率が高くなる可能性もあります。しかし、海外ではもっと消費税の高い国もあるそうです。そして、消費税の高い国は、医療費や老後の生活などが安心した社会になっているとのことですが、ぼくは、税金のすばらしい使い方だなぁと思いました。
昨年インフルエンザが日本中で大流行しました。学校でも学級閉鎖や学年閉鎖になってしまうほどでした。ぼくは予防接種を受けていましたが、ぼくのおじいちゃんとおばあちゃんは無料でインフルエンザの子防接種を受けられたそうです。二人に聞くと、深谷市では六十五才以上の人は無料で接種できる制度になっているとのことでした。これも大事な税金の使われ方なのだと知りました。
この夏体みの宿題に自分の赤ちゃんの頃についてのレポートの課題がありました。ぼくは、初めて母子手帳というものを見ました。そして手帳には、交付の記載や出生までの育ち具合、出生時のことや予防接種の記録など詳しく書かれていました。お母さんに無料の予防接種のことも聞きました。ぼく達は生まれる前から子供医療などの福祉制度を受けていたのだなぁと思いました。
今までは特別に考えたこともない税金についていろいろと調べていくと、税金の使われ方や大切さを知るようになります。税金とは無関係と思っていたぼくは、教育費に支えられて中学校に通い、整備されたアスファルトの道を自転車で走り、本を借りるために図書館中利用し、スポーツをするために競技場やテニスコート、体育館など公共施設を目的に合わせて使える生活をしています。税金が支えていたのだと初めて知りました。そして、みんなが使えるからみんなで払う税金で支える。そう考えると税金を支払うという納税ということの価値に気づき、納税が義務づけられている理由もわかり税金に感謝の気持ちさえ感じます。
税金は、国民の生活を豊かにして、より快適に安心して暮らせる社会を相操する上で、なくてはならないものだと思いました。ほく達も正しい税金の知識を持って、しっかり納税の義務を果たしたいと思います。また、税を管理する側は、税金の本来の目的を考え、不正なく豊かな社会のために有効的に活用してほしいと思いました。明るい未来づくりには税金が重要な役割を担うと改めて思いました。