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角膜びらんは目の病気!外傷やドライアイが原因?4つの症状と治療法を紹介

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目のゴロゴロやシバシバを繰り返している人はいませんか?もしかしてそれは角膜びらんかもしれません。パソコンやスマホの画面ばかりを見てドライアイになっている人は、知らず知らずに角膜に傷をつけているかもしれません。傷が深ければ感染症になったり、視力の低下もあり得ます。健康に視力を保つためには、定期的に眼科で検査をすることをおすすめします。

角膜びらんは目の病気なの?

パソコンやスマホ中心の生活の中で、なんだか目がゴロゴロする、目が充血するなど、目の不快な症状は日常当たり前の状態になっていませんか?ドライアイやコンタクトのしすぎで、目が痛いと思って目薬で応急処置をしていませんか?

実は、角膜が傷ついた状態は「角膜びらん」といって、放っておけば視力低下などを引き起こすこともある目の病気です、目に異常を感じたら一度眼科で検査を受けましょう。

角膜びらんに関連する病気とは?

角膜とは、黒目の表面を構成している透明の膜のことで、6層からなっています。その一番上の層を「角膜上皮」と言います。

角膜びらんとは角膜上皮障害の1つで、傷の深さによって点状表層角膜炎、角膜びらん、角膜潰瘍の3つに分かれます。一番軽い角膜炎は良く聞くと思いますが、傷が深ければさらに症状が進み、角膜びらんとなります。

症状は軽い「角膜上皮びらん」

角質上皮びらんは角膜の表面の上皮がめくれたり、取れてしまった状態を「びらん」と言います。症状は比較的軽くて、一般的には視力低下などの後遺症は残らないと言われています。

軽い症状のものならば目の清潔を保ち、コンタクトの使用を止めたりと、さらに傷をつけるような行為をさけて過ごせば、自然治癒する場合もあります。

ですが、上皮の欠損が治った後でも、深部の傷が残っていると、この角質びらんを繰り返してしまう「再発性角膜びらん」という状態になる場合もありますので、注意が必要です。

再発を繰り返す「再発性角膜びらん」

再発性角膜びらんは、いったん角膜びらんが治ったあとに、突発的に再発を繰り返す疾患になります。再発の場合は、朝起きた時に突発的になるのが特徴となります。

再発を繰り返す場合は、放っておくと症状がひどくなり、視力低下や細菌に感染して重症化する場合があるので、眼科でしっかりと治療をしてもらうことが大切です。

遺伝性の病気「角膜ジストロフィー」

角膜ジストロフィーとは遺伝性の病気ですが、角膜に無機物が沈着して、両目の角膜に白濁が現れます。角膜ジストロフィーは軽度であればまったくの無症状ですが、年齢とともに視力の低下や眩しさを訴えたりします。

放ってけば再発性角膜びらんを生じ、眼痛を起こすこともあるので、こういった症状があれば眼科へ行くことをおすすめします

合併症「糖尿病角膜上皮症」

糖尿病の人は、糖尿病網膜症という合併症が良く知られていますが、その他にも糖尿病角膜症と言われる角膜上皮症が起きやすいと言われています。

糖尿病は糖代謝の異常により痛みに気付きにくく、角膜上皮がもろくなる為、起床時の瞬きによって傷つきやすくなるということです。また、網膜症のレーザー治療の後に発症する場合もあり、いったん傷がつくと治りにくく、再発を繰り返す事が多くなるようです。

角膜びらんになる原因はなに?

角膜びらんの多くは、外傷による傷など外的要因が主になります。普段の生活の中で、知らず知らずのうちに傷を付けている場合があるので、気をつけましょう。

1.ホコリやゴミ・爪による外傷

外傷というとおおげさに聞こえるかもしれませんが、意外にも目には引っかき傷を付ける機会がたくさんあります。お化粧の際に目に指や爪をひっかけたり、逆さまつ毛なども傷の原因となります。

また、風邪の強い日の目への異物混入した場合にこすってしまったりと、些細な行動で傷つける場合があるので、目の周りを触る時やゴミなどが目に入った場合は、慎重に取り除きましょう。

2.コンタクトレンズ障害による傷

コンタクトを使用している人は多いと思いますが、誤ったコンタクトの使用をしていたり、コンタクトレンズをつけたままの就寝などを繰り返している場合に、角膜の上皮に傷をつけてしまう場合があります。

コンタクトには様々種類があるので、使用法や装着方法など、添付文書に基づいた正しい使用を心がけてください。

3.目の異常な乾きや慢性のドライアイ

パソコン作業などを長時間に及び使用し、画面を凝視している人に多いドライアイやエアコンによる乾燥によって、目が乾燥すると目が傷つきやすくなります。

意識して瞬きをするか、定期的に目薬などで潤いを与える事が大切になります。ドライアイになると角膜上皮びらんだけではなく、様々な不快な症状を引き起こしますので、普段からのケアが大切ですね。

角膜びらんはどんな症状があるの?

普段気が付きにくい眼の症状ですが、その違和感が何日も続くようであれば、早めに病院で診てもらいましょう。

1.ゴロゴロするような痛み

角膜びらんの症状は、おもにゴミが入った時のようなゴロゴロとした痛みがあるのが特徴です。びらんがひどければ痛みが強くなり、目を開いていられなくなったりします。

この時ゴロゴロするからと、不衛生な指や手で目を触るのは禁物です。傷が深くなり、感染症を引き起こす場合もあるので、すぐに眼科へ行きましょう。

2.目の充血や流涙が続く

角質に傷がつくと目が充血したり、涙が流れて止まらないという症状があります。軽い症状であれば目を清潔に保ち、市販の目薬などで症状が治まる場合もありますが、しばらく続くようであれば、眼科へ行くことをおすすめします。

初期の角膜びらんは、早めの対応で完治できますので、目に異常があればすぐに眼科へ行きましょう。

3.視力の低下や光がまぶしい

角膜の上皮のめくれによって起こる角膜びらんより、さらに深く傷ついた症状が「角膜潰瘍」となりますが、外傷によるものやウィルス・細菌に感染することで、角膜上皮のさらに下の角膜実質までが濁ったり、薄くなったりという症状が出てくる病気です。

角膜の病気としては重症で、症状が治ったとしても視力の低下が残ったり、最悪の場合は失明となってしまう場合もあるので、早めの治療をすることが大切です。

4.再発性の場合は朝に症状が強く出る

再発性の角膜びらんは目のゴロつきや痛み、充血や涙もだくさん出たりと、これらの症状が「強く」表れます。症状は朝起きた時に突発的に起こるのが特徴です。

その理由として、就寝中は瞬きをしない為涙の量が減少し、角質上皮が浮きやすい状態になっています。朝起きた直後の瞬きで、浮きやすくなっている角質上皮が剥がされたり、めくれたりするのが原因と考えられます。

自己判断は禁物!眼科で詳しく検査をしてもらおう

角膜に傷がつく病気については、痛みの強弱などはありますが、およそ症状自体は同じような症状になるので、角膜がどのような状態になっているのを正確に診断してもらうためには、眼科で検査を受ける必要があります。

傷の程度や感染の有無を調べる

まずは、角膜に感染の有無が有るか調べます。コンタクトレンズの不適切な使用や、動物の毛やゴミなどによる感染が疑われれば、角膜の組織にウィルスや細菌、真菌などがいないかを調べます。

傷の程度や感染が深ければ、感染症が症状を悪化させ視力に影響を及ぼしす可能性があるので、医師による正しい検査と診断が必要です。

知覚の低下をセンサーで調べる

角膜の知覚センサーが、正常に反応するかを検査します。通常、角膜は小さなゴミが入っただけで痛みを感じたり、涙を流すなどの反応を起こしますが、この痛みを感じるセンサーが、なんらか影響で鈍くなっていると、目の乾燥や傷に気付かず症状が悪化してしまう場合があります。

知覚センサーが鈍くなる原因としては、慢性のドライアイや糖尿病の合併症による網膜症の手術、レ―シックの手術の後に起こることもあります。

糖尿病が無いか血液検査をする

血液検査は、自己免疫疾患や糖尿病が無いかなどを検査するために行います。糖尿病の特徴として、角膜上皮がもろくなったり、痛みを感じにくなったりする場合があるります。

特に網膜症などで手術をしたりした場合には、角膜上皮びらんを繰り返し、中々治らない症状となってしまういます。糖尿病の治療が優先ですが、角膜びらん発症してしまったら、早期の治療が大事です。

角膜びらんの治療方法とは?

少しでも眼に違和感や症状がある場合は、早急に治療をして大事に至らないことが重要です。角膜びらんの程度や症状により、どんな治療法があるのでしょうか。

症状が軽い場合は点眼薬の使用

角膜びらんの症状が軽い場合は、感染予防の抗菌点眼薬だけの治療となります。ドライアイなどの涙液の減少が原因とされる場合は、涙液の補充に使われる「ヒアレイン点眼薬」や「ソフトサンティア」人口涙液「マイティア」などが使用されます。

細菌を抑制する点眼薬には「クラビット点眼液」「タリビット点眼液」などが使用されます。

抗菌薬の眼軟膏(がんなんこう)の塗布

ウィルス・細菌・真菌などの感染症がある場合は、抗菌作用のある軟膏が使用され、眼帯などで保護しますが、順調に回復すれば数日程度で治ります。

使用される軟膏は、抗菌薬にはタリビッド眼・抗真菌薬にはピマリシン眼軟膏・抗ウィルス剤にはゾビラックス眼軟膏などが使用されますが、いずれも医師の処方のもとに使用することが大事です。

治療用のコンタクトレンズの装着

治療用のコンタクトレンズと言っても、治療用に作れられたものではなく、ソフトコンタクトレンズの事を指します。逆さまつ毛で角膜に傷を着けやすい人や、縫合した傷の痛みがある場合などは、ソフトコンタクトレンズで保護を行います。

この場合、眼科医の処方するソフトコンタクトレンズを使用し、乾かないように医師の指示のもとに使用することとなります。

目の傷やドライアイによる感染症に要注意!

普段何気に目をこすったり、掻いたりしていませんか?パソコンやスマホの画面の見すぎで、ドライアイを起こしている人は角膜に傷がつきやすくなっています。目がシバシバと痛いけど、何日がすれば治っているという人も、しばらくするとまたゴロゴロするなんて言う人は、再発性の角膜びらんかもしれません。

放っておけば症状は悪化し、いつしか感染症を引き起こしてしまうことも考えられます。目のゴロゴロや充血を繰り返す人は、早急に眼科を受診して検査を受けてくださいね。

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