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第1回 係長試験での論文模範文例

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係長の日常のマネジメント①

まず、係長自身が仕事に精通する必要がある。係長はプレイング・マネージャーであり、業務の知識を積極的に習得し、自分自身の足元を固めることが第一である。

次に、係長は部下を監督し、係を統括するという重要な役割がある。係の職員と良好なコミュニケーションを維持し、常に係のチームワークに留意して仕事の内容を係内で共有するとともに、係としての一体感を醸成する。その上で係長は、仕事を部下に教え、任せ、時にOJTを実施し、分かりやすく要点を明示した指示を行いながら、リーダーシップを発揮して、係の業務を進める。その中で、係の目標を示し、係員のモチベーションを上げながら、適切な進捗管理によって係をけん引していく役割を担う日長がある。

また、上および横との連携が重要である。上司である課長や部長、あるいは同僚たる他の係長や他の部・課の職員などと良好なコミュニケーションを保ち、円滑に業務を進めることが重要である。特に、上司との連携について係長は、上司の命令を的確に遂行し、報告・連携・相談を怠ることなく、時に課長等の代理をそつなくこなすことが求められる。なお、係長は、係員と上・横の他職員との連結ピンの役割を担うことも忘れてはならない。

このためには、社会経済の状況や国(・県)の動き、法令の動向などに注視し、係や課の課題について問題意識を持ち、時代の要請にマッチした仕事のあり方を考えなければならない。広い視野を持ちながら、それでいて地に足を着けた「Think Globally,Act Locally」の立場で係を運営する。

最後に、係長自身も勉強し、自己啓発に努めることを目指す。人を育てることは自分の成長に結びつくということを念頭に置き、目先にとらわれることのないしっかりとした価値観や職業人としての高い倫理観を持つことが求められる。率先して自らを律し、法令に沿った確実かつ迅速な行政運営で、市民に信頼される模範たる公務員となることが必要不可欠である。以上が、係長として係運営を行う上での留意すべきポイントである。

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