学生三大駅伝の第2戦、真の大学日本一を決める第48回全日本大学駅伝対校選手権大会が2016年11月6日(日)、愛知・名古屋市の熱田神宮から三重・伊勢市の伊勢神宮までの全8区間106.8kmにわたって開催されました。
目次
まさかの49秒差からの逆転劇
青山学院大学の新エース 一色恭志選手が最終区間で49秒差をまきかえして逆転し、大会初優勝を果たしました。
青山学院大学の原晋監督は「化けものですね 本当に日本の宝ですね」とコメントしていました。
箱根駅伝で優勝すれば大会3連覇の偉業を達成することになるので、一色選手の活躍に注目が集まっています。
一色選手の素顔と強さの秘密って?
青山学院大学にとって3連覇がかかる箱根駅伝ですが、その主役ともいえる一色選手の素顔と強さの秘密とはいったい何なのでしょうか。
2014年の箱根駅伝では1年生で歴代区間最高タイム(1区)をたたきだしました。2・3年生では”華の2区”を受け持ち、29年ぶりの完全優勝と連覇に大きく貢献しました。
友人たちからの声
一色選手は、友人たちから「女性にモテますね」「すれ違いざまに あっ一色恭志だ♡ みたいなのがある」という声があるそうです。
バレンタインデーにはラブレターが100通届くほどの人気者らしい。
さらに「堅そうですけど、ちょっとどこか抜けていいておっちょこちょい」とか「遅刻しそうなときよく走っている。さすがにフォームがきれいでかっこいい」なんて声もありました。
意外にも「おっちょこちょい」な一面があるようです。
一色選手の走りは?
数々の大逆転を演じてきた一色選手ですが、その強さはいったいどこからくるのでしょうか。
駅伝関係者によると「練習に対して、真面目という次元ではないくらい意欲が高い。」のだそうです。
強さの秘訣①:膨大な練習量
走る日は1日で50~60キロでという膨大な練習量をこなし、朝練習で10キロ、多いときで放課後40キロ、練習終了後も寮までの5キロを走るそうです。合計55キロにもなる練習を1日にこなします。
強さの秘訣②:安定したフォーム
一色選手の選手は、肩と腰の位置が走っている間、ずっと同じ高さで、上下のブレがないそうです。体のブレがゼロに近いくらいないので、前の推進力だけとなって、エネルギーを効果的に使うことができているそうです。
原晋監督は、「腹筋・腹横筋の使い方、力の入れ方から天性のものを持っている」と言っていました。
箱根駅伝への期待
一色選手は、「チームの目標はもちろん箱根優勝 3連覇。個人では4年間取れなかった区間賞を次こそは取りたい」とコメントしていました。